「離乳食におすすめのパンを教えてほしい」
「赤ちゃんにもおすすめのパンはどこで買えるか知りたい」
このようなお悩みを持つ方は少なくありません。
赤ちゃんの健康のことを考えると、離乳食のパンは安全なものを選びたいですよね。
安心・安全なパンをお探しなら、サラのパンがおすすめです。
この記事では、サラのパンが離乳食におすすめの理由や、オンラインショップで購入できるおすすめの商品をご紹介いたします。
サラのパンは卵・乳製品、添加物や油脂などの余計な材料は一切使いません。
材料は、こだわり安心の『国産』です。
職人がひとつひとつ丁寧に皆様が笑顔に過ごせるように真心込めて作っています。
離乳食のパンにも非常におすすめですので、気になる方はチェックしてみてください。
サラの基本のパンは、【酵母・小麦粉・砂糖・塩・水】と最小限の材料で作られており、食品添加物や油脂など余計な材料を一切使わない『引き算のパン作り』の製法で作っているので安心して離乳食にお使いいただけます。。
※一部除く
添加物の中には、卵由来や乳由来など特定原材料に由来するアレルゲンが含まれているものがありますので、消化器官が未熟で抵抗力が弱い赤ちゃんに与えるとアレルギー症状を引き起こす可能性があります。
バターやオリーブオイルといった油脂も7ヶ月未満の赤ちゃんには避けたほうがいいでしょう。
与えてしまうと、消化能力が発達していないので胃腸に負担をかけてしまいます。
サラのパンは添加物や油脂など余計な材料を一切使用していない、原材料のシンプルさにこだわっているからこそ、赤ちゃんも安心して食べられます。
サラのパンは、厳選した国産原料を使用しているので赤ちゃんも安心して食べられます。
なぜ国産原料にこだわるのか。それは、国産の材料の方が、外国産より農薬が少なく安全性が高いからです。
例えば、輸入小麦と国産小麦を比較した場合です。
輸入小麦は、日本に運ぶまでに腐敗しないように農薬がまかれています。
実際に、2018年に行われた調査では、輸入小麦を使用した小麦製品からグリホサート(※)という農薬が検出されました。
(※)グリホサート・・・国際がん研究機関が「ヒトに対しておそらく発がん性がある」としている物質
比較項目 | アメリカ | オーストラリア | カナダ | フランス |
アメリカ | 139 | 42 | 77 | 14 |
基準値(mg/kg) | 30 | 34 | 30 | 30 |
基準値以下の点数 | 139 | 42 | 77 | 14 |
定量下限(mg/kg) | 0.01~0.02 | 0.01~0.02 | 0.01~0.02 | 0.01~0.02 |
定量下限以上の点数 | 136 | 5 | 77 | 0 |
濃度範囲(mg/kg) | 0.01~1.3 | 0.02〜0.04 | 0.02〜1.6 | <0.02 |
検出率(%) | 98% | 12% | 100% | 0% |
基準値違反 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(参考:小麦(食用)のかび毒、重金属及び残留農薬等の分析結果(令和3年度)|農林水産省)
検出されたグリホサートは厚生労働省の基準より低い値でしたが、国産小麦製品からは検出されなかったことを考えると、国産小麦の方がより安心だといえるでしょう。
また、海外では遺伝子組み換え小麦の栽培が許可されている国もあり、安全性の確認が不十分なのではないかという懸念の声があがっています。
残留農薬も遺伝子組み換え作物も、口にするとただちに健康に影響が出るものではありません。。
しかし、赤ちゃんにはできる限り安全なものを食べさせてあげたいですよね。なるべく国産の原材料を使っているパンを選んであげましょう。
ちなみに、サラのパンは国産小麦100%を使用していますので、赤ちゃんも安心して食べられます。
サラのパンの多くはアレルギー症状の出やすい【卵・乳製品】を使用していません。
卵・乳アレルギーになる可能性が低いため離乳食におすすめです。
※工場内で卵・乳製品を使っておりますので100%ではありませんが限りなく可能性は低いです
また、トレハロース(※1)が多く含まれている白神こだま酵母を使っているので、卵・乳製品を使用しなくてもデンプンの老化(※2)を防いだり、しっとりとした食感のパンを焼き上げられます。
(※1)トレハロース・・・自然界に存在する糖分の一種
(※2)デンプンの老化・・・時間が経つことでパンが乾燥し、硬くなっておいしさが損なわれること
サラのパンなら、卵や乳製品に頼らなくても、アレルギーの心配が少ないおいしいパンを赤ちゃんに召し上がってもらえます。
ホワイトフランスは、シンプルな原材料ともちもちの食感が特徴です。
柔らかくてパン粥にもしやすいため、離乳食初期から使えますよ。
【卵・乳製品・油脂】は使用しておらず、初めてパンを食べる赤ちゃんにも安心です。
かぼちゃ&ほうれん草パンは、国産かぼちゃと国産ほうれん草を練りこんだ、見た目も鮮やかなパンです。
柔らかくて野菜のえぐみもないため、赤ちゃんでも食べやすくなっています。
おいしく食べながら栄養が摂れるのも嬉しいポイント。
お食事にもおやつにも使える、万能パンです。
離乳食後期からのお子様には、白神ソフトフランスもおすすめです。
【北海道産小麦粉・国産さとうきび糖・白神こだま酵母・塩】の4つの原材料のみで作ったシンプルなパンです。
シンプルだからこそ、他の食材との相性も抜群。メニューを問わず活躍してくれます。
ただ離乳食期の時は、内側の白い部分のみ使用し小さく切ってあげてくださいね。
パンをそのまま与えていいのは、消化器官が発達してくる離乳食完了期の1歳~1歳6ヶ月からです。
離乳食初期~中期は、消化器官が未熟なため白く柔らかい部分をパン粥にして与えてください。
市販のパンも食べさせて大丈夫ですが、赤ちゃんによって食べられるものは異なりますので原材料表示を確認しましょう。
赤ちゃんに市販のパンを与える場合は、原材料表示をしっかりチェックしてくださいね。
パン屋さんのパンも赤ちゃんに食べさせられます。
ただし、パン屋さんのパンは原材料の表示がないものが多いため、どんな材料を使っているかは店員さんに確認しましょう。
1歳未満の腸内環境が整っていない赤ちゃんには、乳児ボツリヌス症(※)にかかる可能性があるのでハチミツの入ったパンは食べさせないようにしましょう。
乳児ボツリヌス症に罹ってしまうと、便秘や筋力低下、まれに死亡のリスクもあります。
ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。1歳未満の赤ちゃんにはハチミツやハチミツ入りの食品は与えないようにしましょう。
離乳食のパンは、サラオンラインショップでの購入がおすすめです。
サラオンラインショップのパンなら、添加物や油脂などの余計な添加物は一切入っていません。こだわりの国産材料を使っているので市販のパンに比べて赤ちゃんにとって安心安全です。
赤ちゃんにおいしくて安心なパンを食べさせたいとお考えの方は、ぜひ一度試してみてください。
サラのパンは卵・乳製品、添加物や油脂などの余計な材料は一切使いません。
材料は、こだわり安心の『国産』です。
職人がひとつひとつ丁寧に皆様が笑顔に過ごせるように真心込めて作っています。
離乳食のパンにも非常におすすめですので、気になる方はチェックしてみてください。
「うちの子はパンが大好きで、毎日パンを食べているけど問題ない?」
「離乳食でパンばかり与えていると、アレルギーや栄養不足が心配」
赤ちゃんの離乳食を進めている方の中には、このような悩みや疑問を持っている方も少なくありません。離乳食は赤ちゃんの健やかな成長にとって大事なものなので、与え方には気を使いますよね。
離乳食で毎日パンを食べていても、順調に成長していれば問題はありません。離乳期はミルクや母乳からも栄養摂取できていますし、毎日食べているからといってアレルギーになるというものではありません。
この記事では、離乳食でのパンの与え方や注意点、よくある悩みや疑問、離乳食におすすめのパンなどを紹介します。離乳食に合うパンの食べ方を理解して、赤ちゃんにおいしいパンを食べさせてあげましょう。
わからないことが多い離乳食では、いろいろと悩むもの。毎日パンを与える際に感じる疑問や悩みを見てみましょう。
離乳食で「ご飯や麺類は食べないけど、パンはよく食べる」というのはよくあること。パンばかり食べるというような食べムラは一時的なものであることが多いため、心配はいりません。
口の機能が発達して味や食感をしっかりと感じられるようになると、食べ物の好き嫌いが増えてきて、よく食べるものや食べなくなるものが出てくるのです。ミルクや母乳からも栄養を摂取できているので、栄養不足になることはありません。
成長とともに食の好みが変化すると、いろいろな食べ物を食べるようになります。体重や身長の発育などに問題がないようであれば、パンを与えたりご飯や麺類の調理法を工夫したりしながら様子を見ましょう。
食べないものを無理して食べさせようとするのは、おすすめできません。嫌な経験として記憶されてしまい、その食べ物をずっと嫌いになったり、食事自体を苦手に感じたりすることもあります。
離乳食で毎日パンを食べているからといって、食物アレルギーになりやすいということはありません。
食物アレルギーは、体内で作られたIgE抗体(※)とアレルゲンが結びついて発症するもの。どの食材に反応するIgE抗体を作るかは人によって違うため、どの食材のアレルギーになりやすいかも人によって違います。
(※)IgE抗体・・・免疫グロブリンの一種。アレルゲンが体内に入ると、肥満細胞(マスト細胞)からヒスタミンなどの化学物質を放出させ、アレルギー反応が起きる。
過去には「アレルゲンになりやすい食物は食べさせないほうがよい」と考えられていました。
しかし現在では、過剰な食物除去や離乳食を遅らせることは食物アレルギーの予防にはならないとされています。
食物アレルギーの有無は素人が判断せず、病院で検査してもらうのがおすすめです。心配な方はしっかり検査して、安心してパンを食べさせましょう。
<参考>
パンを毎日与えるのは、1日の食事回数が多くなる3回食からがおすすめです。1回食や2回食で毎日パンにすると、パン以外の食物を食べさせる機会が減ってしまいます。
また、3回食が始まるころには食べる量が増え、ある程度の固さのものも食べられるようになり、食べられる食材も増えてきます。パンに具材を乗せたり、はさんだりして、栄養バランスのよいパン食を楽しめるのも3回食からです。
パンにはさまざまな材料が使われており、赤ちゃんに与える際には注意したい材料もあります。離乳食に使うなら、パンの種類や材料にも注意しましょう。
離乳食には、食パンなどの塩分・糖分・脂質が少ないパンがおすすめです。味覚や消化機能が未熟で、発達段階にある赤ちゃんが食べる離乳食では、塩分・糖分・脂質を控えなければなりません。
離乳食は薄味が基本ですが、塩分・糖分の多いパンを与えていると、大人になっても濃い味を好むようになり、生活習慣病(※)になる可能性が高まるのです。濃い味の食事は、腎臓や肝臓などの内臓への負担も大きくなります。
(※)生活習慣病・・・脳卒中、がん、心臓病といった、食事・運動・休養・喫煙・飲酒などの生活習慣が深く関与し、それらが発症の要因となる疾患の総称。
また、消化機能が未熟な赤ちゃんは、脂質をうまく消化吸収することができず、下痢などの体調不良につながる可能性があります。バターやマーガリンなどの脂質を含んだパンは、7ヵ月くらいになってからにしましょう。
赤ちゃんが食べるパンは、食品添加物が入っていないパンを選んであげましょう。食品添加物の種類によっては、大量摂取すると人体に何らかの影響がある可能性もあるのです。
食品添加物は厚生労働省が安全性を認めているものですが、体が小さい赤ちゃんが食べる離乳食に使うことを考えると、できるだけ入っていないほうが安心です。
市販のパンには、イーストフードや乳化剤などの食品添加物が使われていることがあります。袋などに記載されている原材料表示を確認し、食品添加物の使用の有無を確認しましょう。
(参考:食品添加物|厚生労働省)
当サイトで販売している『白神ソフトフランス』は、離乳食にもおすすめの安心・安全なパンです。サラの基本のパンである白神ソフトフランスは、下記のこだわりの材料を使い、職人が丁寧に手づくりしています。
食品添加物や油脂などの余分な材料は使わず、素材の味を生かして作ったシンプルなパンは、離乳食に最適。硬いフランスパンは、赤ちゃんが食べられるのは離乳後期からですが、白神ソフトフランスは赤ちゃんでも食べやすいやわらかさです。
また、気になる塩分や脂質も、一般的な食パンと比較して少ない傾向にあります。
比較項目 | 一般的な食パン | 白神ソフトフランス |
エネルギー | 248.0 | 245.7 |
タンパク質 | 7.4 | 8.0 |
脂質 | 3.7 | 1.6 |
炭水化物 | 44.2 | 49.8 |
食塩相当量 | 1.2 | 0.9 |
(100gで計算)
そのままでも軽くトーストしてもおいしく、具材を乗せたり、はさんだりしやすい白神ソフトフランスは、離乳食でも使いやすい便利なパンです。
パンは離乳食の主食としても便利に使えるアイテムです。ただ、毎日の離乳食で使うなら、赤ちゃんの健やかな成長のためにも、パンの種類や原材料に注意して選ばなければなりません。
毎日パン食はスタート時期も重要。赤ちゃんがいろいろな食物を経験できるよう、3回食になったのを目安に始めてみましょう。
サラオンラインショップでは、今回ご紹介した白神ソフトフランス以外にも、安心・安全で離乳食におすすめのパンを販売しています。こだわりの材料で丁寧に作っているサラのパンを、ぜひ離乳食に使ってみてくださいね。
「妊娠中だけど、大好きなパンは毎日食べたい」
「妊娠中にパンを食べすぎると、赤ちゃんがアレルギーになることはあるの?」
妊婦さんの中には、このような悩みや疑問を持っている方も少なくありません。妊娠中の体調管理や赤ちゃんへの影響を考えると、口にするものには気を使いますよね。
この記事では、妊娠中に毎日パンを食べても大丈夫な理由や注意点、パンの選び方、おすすめのパンなどを紹介します。
妊娠中に合うパンの食べ方を知って、安心してパンを楽しみましょう。
妊娠中でも、問題なく毎日パンを食べることができます。その理由を解説していきます。
妊娠中に毎日パンを食べても問題ありません。パンを食べることで、エネルギー源となる炭水化物を摂取できるからです。
おなかの中に赤ちゃんがいる妊娠中は、母体が消費するエネルギーに加えて、赤ちゃんの発育のためのエネルギーも必要になります。
1日に必要とされているエネルギーは、妊娠していない場合(身体活動レベルⅡ(※)の場合)は18~29歳で2,050kcal、30~49歳で2,000kcalです。妊娠中はさらに、妊娠初期(16週未満)で50kcal、中期(16~28週未満)で250kcal、末期(28週以降)で500kcalをプラスして必要とされています。
(※)身体活動レベルII:座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業、接客等、あるいは通勤・買物・軽いスポーツ等のいずれかを含む場合。
炭水化物は、脳や体を動かすためのエネルギー源となる糖質と、血糖値の調節や排便促進などに作用する食物繊維で構成されています。必要なエネルギー量が増加する妊娠中は、パンなどの炭水化物が豊富な食物を 毎食摂取することが大事なのです。
(参考:「主食」を中心に、エネルギーをしっかりと」|厚生労働省)
妊娠中に毎日パンを食べたからといって、赤ちゃんが食物アレルギーになるわけではありません。妊婦さんがアレルゲンとなる食物を摂取しないようにすることが、赤ちゃんの食物アレルギーの予防にならないことは、さまざまな研究によって示されています。
かつては、妊娠中はアレルゲンとなる食物を制限したほうがよいとされていましたが、最近では食事制限の必要はなく、バランスのよい食事を摂ることが大事だとされています。
卵・乳製品・小麦などのアレルゲンになりやすいものを避けるような食生活では、栄養バランスが偏ってしまい、赤ちゃんの発育に悪影響を及ぼす可能性もあるのです。
バランスのよい食事を心がけながら、安心してパンを食べましょう。
(参考:「食物アレルギー診療ガイドライン2021」|公益財団法人日本医療機能評価機構)
妊娠中は、妊婦さんの健康と赤ちゃんの健やかな発育のために、食事への配慮が必要となってきます。ここではとくに注意が必要なポイントを解説していきます。
妊娠中は体重が増加しすぎないように、パンの食べすぎや、カロリーが高いパンを食べることは控えたほうが良いでしょう。妊娠中の体重コントロールは重要で、太りすぎたり痩せすぎたりすると、赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があります。
体重が増えすぎると、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)や妊娠糖尿病といった合併症のリスクが高まるほか、難産や腰痛などのトラブルにもつながりやすくなるので注意が必要です。
理想の体重増加量は、下記のように妊娠前の体型によって違います。
妊娠前の体型 | BMI(※) | 理想の体重増加量 |
低体重 | 18.5未満 | 12~15kg |
標準 | 18.5以上25.0未満 | 10~13kg |
肥満(1度) | 25.0以上30.0未満 | 7~10kg |
肥満(2度以上) | 30.0以上 | 個別対応(上限5kgまでが目安) |
(※)BMI:肥満度を表す体格指数。[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で求められる。
上記数値は妊娠40週での目標数値です。週数ごとの目標数値は、国立成育医療研究センターが公開している「妊娠中の体重増加曲線」が目安になるでしょう。
妊娠中は、食事制限や激しい運動といったダイエットは厳禁。体重が増えすぎると、コントロールが難しくなります。理想の体重増加量になるよう、毎日食べるパンの量や種類には気をつけましょう。
<参考>
妊娠中はさまざまな栄養をバランスよく摂取できるよう、パンに組み合わせるおかずや飲み物などにも配慮が必要です。
赤ちゃんの発育のためにも、糖質(炭水化物)・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルの五大栄養素をバランスよく摂取することが大切。妊娠中はとくに、葉酸・鉄分・カルシウムが不足しがちなので積極的に摂りたい栄養素ですね。
必要な栄養素をバランスよく摂取するには、目玉焼き・野菜サラダ・牛乳・フルーツなどを合わせて、さまざまな栄養素を摂取する工夫をしましょう。
厚生労働省が公表している「妊産婦のための食事バランスガイド」を参考にして、バランスよく摂取するのがおすすめです。
妊娠中は、パンに合わせる食材選びにも注意が必要です。妊娠中の食事は、妊婦さんだけでなく赤ちゃんにも影響を与えるため、避けたほうがよいものや、食べる量に気をつけたほうがよいものがあるのです。
生ものや加熱が不十分な食品は、リステリア菌などの食中毒菌や、トキソプラズマのような寄生虫が存在している危険性があります。加熱できるものはしっかりと加熱すること、生野菜や果物などはよく洗うことが大切です。
妊娠中のアルコールの摂取は、赤ちゃんへのダメージが大きく障害を引き起こす可能性があります。妊娠中や授乳中は飲酒しないようにしましょう。
栄養豊富な魚は妊娠中の食事にも欠かせない食材ですが、食物連鎖によって自然界に存在する水銀を取り込んでいます。水銀が少ない種類を選んだり、食べすぎを防いだりして、水銀を摂取しすぎないように気をつけましょう。
ビタミンAも赤ちゃんの発育のために必要な栄養素ですが、妊娠初期には注意が必要。妊娠初期にビタミンAを摂りすぎると、赤ちゃんの形態異常につながることがあります。
また、パンといっしょにコーヒーや紅茶を飲む方が多くいますが、これらに含まれるカフェインにも要注意です。飲む量を調整したり、ノンカフェインのものを選んだりして、カフェインを摂取しすぎないようにしましょう。
<参考>
妊娠中のパンは、栄養面を考えて選ぶことが大切です。妊娠中だから摂りたい栄養素、控えたい栄養素があります。
妊娠中に毎日食べるパンは、シンプルな食事パンがおすすめです。食パンやフランスパンなどのシンプルなパンは、おかずと合わせたり具材をはさんだりしやすいので、栄養バランスのよい食事にしやすいでしょう。
とくにおすすめなのが、下記の2種類のパンです。
ライ麦パンはライ麦粉を使ったパンで、食物繊維やビタミンB群、カリウム・マグネシウム・鉄・亜鉛といったミネラルが豊富で、脂質は少なめ。ずっしりとして噛み応えがあり、満腹感を得られやすいパンです。
全粒粉パンは、小麦をまるごと使った全粒粉を使用したパン。全粒粉は胚乳(小麦粉に使われている部分)だけでなく、胚芽や表皮も含まれているので、食物繊維・ミネラル・ビタミンなどの栄養が豊富です。
妊娠中に食べるパンは、脂質や糖分が多いものは控えましょう。脂質や糖分を摂りすぎると、体重の増加やさまざまな病気につながる可能性があります。
以下のパンなどは注意が必要です。
甘いパンや油脂をたっぷり使ったパンも、たまになら問題ありません。
しかし、毎日食べるなら、余計なものが入っていないシンプルなパンを選ぶのがおすすめです。
サラオンラインショップでは、妊娠中でも毎日安心して食べられるさまざまなパンを販売しています。
風味豊かな天然酵母の白神こだま酵母、北海道産の小麦粉、ミネラル豊富な鹿児島県産のさとうきび糖と、こだわりの国産材料を使用。油脂を使わず、無添加で安心安全なパンを作っています。
中でもおすすめのパンを3つご紹介します。
サラを代表する白神ソフトフランスは、こだわりの材料で丁寧に作られたシンプルなパン。ほんのりと甘みを感じる食べやすい食感のパンです。
そのままで食べたり、軽くトーストしたり、具材をはさんだり、おかずと合わせたりと、シンプルなパンなのでいろいろな食べ方を楽しめます。
【白神ソフトフランス商品情報(1袋あたり)】
原材料 | 小麦粉(小麦(国産))、国産さとうきび糖、白神こだま酵母、塩 |
エネルギー | 245.7kcal |
たんぱく質 | 8.0g |
脂質 | 1.6g |
炭水化物 | 49.8g |
食塩相当量 | 0.9g |
大豆・大麦・ごま・玄米・キヌアの5種類の穀物が入った、栄養豊富なパン。穀物の香ばしさが感じられる風味豊かなパンです。
洋食とも和食とも相性がよく、さまざまなおかずと合わせやすいので、栄養バランスのよい食事が摂りやすいでしょう。
【五穀まるパン商品情報(1袋あたり)】
原材料 | 小麦粉(小麦(国産))、五穀(大豆、大麦、ごま、玄米、キヌア)、国産さとうきび糖、白神こだま酵母、塩 |
エネルギー | 286.9kcal |
たんぱく質 | 9.1g |
脂質 | 1.9g |
炭水化物 | 56.5g |
食塩相当量 | 1.1g |
砂糖を使わず、有機レーズンとくるみを混ぜ込んだ、自然な甘みを楽しめるパン。レーズンには鉄分・カリウムなどのミネラルが、くるみには葉酸や食物繊維などが豊富に含まれています。
小腹が空いたときのおやつにぴったり。具だくさんスープや野菜サラダなどと相性がよいので、食事パンとしても重宝します。
【レザンノア商品情報(1袋あたり)】
原材料 | 小麦粉(小麦(国産))、有機レーズン、くるみ、白神こだま酵母、塩 |
エネルギー | 376.3kcal |
たんぱく質 | 10.0g |
脂質 | 8.1g |
炭水化物 | 66.6g |
食塩相当量 | 0.8g |
妊娠中に毎日パンを食べるなら、栄養バランスのよい食事になるよう、おかずといっしょに食べられるシンプルなパンがおすすめです。
妊娠中に食べるものは、妊婦さんの健康はもちろん、赤ちゃんへの影響を考えて選ばなければなりません。脂質や糖分がたっぷりのパンは控え、シンプルなパンや栄養豊富な具材を混ぜ込んだパンを選ぶようにしましょう。
サラオンラインショップでは、国産小麦やミネラル豊富なさとうきび糖などを使った安心・安全なパンを販売しています。妊娠中でも安心して毎日食べられるパンなので、ぜひお試しください。
パン粥にしたり、手づかみ食べ用に小さく切ったりと、パンは初期~完了期の離乳食にも便利に使える食材です。
離乳食は赤ちゃんが食べるものだから、便利さだけでなく健康面にも気づかいが必要であり、どんなパンを選べばよいのかと迷う方も多いでしょう。
パンの材料によっては食物アレルギーや乳児ボツリヌス症など、赤ちゃんに悪影響を与える可能性もあります。
赤ちゃんの健康を考えるのであれば、離乳食では、安心して与えられるパンを選びたいですよね。
この記事では、安心できるパンを選びたいママやパパのために、離乳食のパン選びのポイントや時期別のパンの与え方、パンの保存方法などをご紹介していきます。
赤ちゃんが口にする離乳食の材料は、大人の食事以上にしっかりと選んであげたいですね。離乳食に使うパンは、6つのポイントに注意して選んでみましょう。
離乳食用のパンは、できるだけ食品添加物を使っていない、原材料がシンプルなものをおすすめします。
食品添加物は、厚生労働省が健康に影響のない場合に限り、成分の規格や使用の基準を定めた上で、使用を認めています。
ただし、日本ベビーフード協会では、「食品添加物の使用は必要不可欠な場合に限り、最小限とする。」としており、使用できる食品添加物をさらに限定しているため、なるべく材料がシンプルなものを選ぶようにしましょう。
市販のパンには、発酵促進のためのイーストフードや、保水性を高めてやわらかさを維持する乳化剤といった食品添加物が使われることがあります。
原材料はメーカーや商品によって異なるので、袋などに記載されている原材料表示を確認し、食品添加物が少なくシンプルな原材料のパンを選びましょう。
離乳食には、国産小麦を使ったパンがおすすめです。輸入小麦は使われる農薬の量が多い可能性が高く、残留農薬が気になるからです。
農民連食品分析センターが、小麦製品や食パンについて、除草剤の成分であるグリホサート残留状況の調査をしています。
その結果、国産小麦製品ではグリホサートは検出されず、輸入小麦では非常に微量ですが検出されました。農薬に関するルールは国によって違い、残留基準値も各国で決められています。
(参考)一般社団法人 農民連食品分析センター「小麦製品のグリホサート残留調査1st」
食品安全委員会が定めた許容量(摂取しても健康に悪影響がないと推定する量)と比較してもごくわずかの量で、安全性の問題はありません。
ただ、赤ちゃんには、より安心できる国産小麦のパンを選んであげたいですね。
ちなみに、「小麦粉(国内製造)」という表記を見掛けますが、これは海外で栽培した小麦を日本で製粉したものも含むので、小麦の生産国が日本だとは限りません。
「小麦粉(小麦(国産))」というように小麦の産地が明記されているものを選ぶとよいでしょう。
離乳食では、食物アレルギーにも注意が必要です。パンには、とくに注意が必要とされる食物アレルギーの特定原材料7品目のうち、卵・乳・小麦の3品目がよく使われます。
離乳食では食パンがよく使われますが、一般的な食パンには乳製品が使われています。ロールパンや菓子パンには、乳製品だけでなく卵も使っているものが多いです。
また、小麦粉はほとんどのパンで使用されています。
パンデビューの際は、少量食べさせて様子を見て、食物アレルギーの症状が出ないかを確認しましょう。
もし食物アレルギーを発症しても医療機関を受診しやすい平日の午前中を選ぶのが安心です。
マーガリンなどの油脂にはトランス脂肪酸が含まれているので、油脂が使われていないパンがおすすめです。
トランス脂肪酸に関して日本は欧米に比べて摂取量が少ないと言われていますが、動脈硬化や心臓疾患のリスクがあるので、赤ちゃんには与えないほうがよいでしょう。
マーガリン、ショートニング、ファットスプレッドに含まれるトランス脂肪酸量は、加工技術の向上によって、昔にくらべると格段に減少しています。
ただ、まだまだ食事量が少ない赤ちゃんには、できるだけトランス脂肪酸を摂取させたくありません。離乳食には、マーガリンなどの油脂を使っていないパンを選んであげましょう。
離乳食では、はちみつが入ったパンは食べさせないようにしましょう。はちみつにはボツリヌス菌が混ざっていることがあります。ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。
1歳未満の赤ちゃんの場合は腸内細菌の環境が整っておらず、ボツリヌス菌が体内に入ると乳児ボツリヌス症(※)にかかる可能性があります。
乳児ボツリヌス症(※)・・・ボツリヌス菌が体内で作り出す毒素によって、便秘や筋力低下、脱力状態、呼吸困難など、さまざまな症状が見られます。
1歳を過ぎれば腸内環境が整い、はちみつを食べても大丈夫になるので、それまでは、はちみつが入っていないことをよく確認しましょう。
離乳食用のパンは、塩分や脂質が少ないものを選びましょう。離乳初期は、素材そのものの味を感じることで味覚が成長します。初期から塩味のある離乳食にすると、濃い味を好むようになり、大人になって生活習慣病(※)になる可能性が高くなります。
(※)生活習慣病・・・食事や運動などの生活習慣が原因で発症する病気。例えば、がんや心臓病など
また、消化機能が未発達なので体に負担がかかってしまいます。脂質は7ヵ月くらいの離乳中期から徐々に消化しやすくなりますが、それまでは脂質をなかなか消化しきれません。
そのため、下痢などの体調不良につながる恐れがあります。
赤ちゃんの味覚や消化機能は未熟で、離乳食を体験することで発達していきます。比較的塩分が多いフランスパンや、油脂の配合が多めのバターロールなどは、離乳後期以降にしましょう。離乳初期はシンプルな食パンがおすすめです。
ただし、赤ちゃんにとって消化しにくいライ麦や全粒粉を使用した食パンは控えた方がよいでしょう。
離乳食には初期・中期・後期・完了期の4つの時期があり、時期によって与え方が変わってきます。
それぞれに合うパンの種類や摂取量をご紹介しましょう。
離乳初期から使える、離乳食に便利な食パン。時期によって、食パンの与え方や適切な量は変わってきます。
時期 | 状態 | 与え方 | 1日の目安量 |
離乳初期 (ゴックン期) 目安:生後5~6ヵ月 |
ごっくんと飲み込むだけ | 白い部分をすりつぶしたパン粥 | 10~15g (耳なし8枚切り:1/4~半分) |
離乳中期 (モグモグ期) 目安:生後7~8ヵ月 |
舌ですりつぶすことができる | 白い部分を一口大に刻み柔らかく煮込んだパン粥 | 15~20g (耳なし8枚切り:半分~2/3) |
離乳後期 (カミカミ期) 目安:生後9~11ヵ月 |
手づかみ食べや自分でかむことができる | 白い部分をスティック状や赤ちゃんの手のひらサイズにカットしてそのまま | 20~30g (耳なし8枚切り:2/3~1枚) |
離乳完了期 (パクパク期) 目安:生後12~18ヵ月 |
大人とほぼ同じものを食べられる | 白い部分を持ちやすいサイズにカットしてそのまま | 30~50g (耳なし8枚切り:1枚~1枚半) |
消化機能や味覚がある程度発達してきた離乳後期からは、食パン以外のパンも与えられます。フランスパンもそのひとつです。
一般的なフランスパンの原材料は、【小麦粉・イースト・塩・水】といったシンプルなもの。食パンよりも塩分が少し多めなので、離乳初期・中期には向きませんが、原材料のシンプルさでいえば離乳食向きといえます。
はじめのうちは内側の柔らかい白い部分だけを削ってパン粥にしたり、薄切りにするのがおすすめです。軽く焼くと食べやすくなりますが、ミミが口の中に張り付いたり、刺さることもあるので注意は必要です。
フランスパンの外側はかたいので、内側の白い部分を与えましょう。フランスパンをパン粥に使う場合は、一度ゆでて塩分が溶け出したゆで汁を捨ててから調理するのがおすすめです。
離乳食で余ってしまったパンは、冷凍庫で保存しましょう。
常温で保存しながらちょっとずつ使っているとカビが生えることがあり、冷蔵庫に入れると乾燥して食感のかたいパンになってしまいます。
冷凍保存なら、パンのおいしさを長期間キープできるのでおすすめです。1~2週間を目安に使いましょう。
冷凍する際は、1食分ずつなどの使いやすいサイズにカットして、ラップに包んだあと保存袋に入れます。パンが凍った状態だとすりおろしやすいので、離乳初期にも便利です。冷凍したパンは、一度加熱してから与えましょう。
離乳食のパンについて、みんながよく思う疑問を3つご紹介していきます。
手作りパンと市販のパン、どちらでも問題ありません。
ただし、市販のパンは離乳食では注意が必要な原材料が使われているものもあるため、確認して選びましょう。
手作りパンは手間がかかったり出来が安定しなかったりしますが、材料を自分で選ぶことができるので、離乳食にも安心して使えます。
離乳食用にパンを購入するのであれば、包装の裏面で原材料や食品添加物などが確認できる、スーパーなどの量販店で販売されている袋詰めのパンがいいでしょう。包装して販売されているパンは、原材料の表示が義務付けられています。
一方、製造から販売までしている町のパン屋さんのパンは、表示義務の対象外です。包装されていないことが多く購入前に自分で原材料が確認できないことが多いので、気になる場合はお店の方に聞いてみてください。
冷凍したパンも、離乳食に使えます。
ただし、赤ちゃんにあげる場合は、パン粥に使ったりトーストしたりと、一度加熱したほうが安心です。
そのままあげる場合は、電子レンジで10~30秒ほど加熱して解凍するのがおすすめです。また、1~2週間を目安に使いきるようにしましょう。
離乳食に使うパンは、赤ちゃんの健やかな成長のためにも、ぜひ原材料をチェックして選ぶようにしましょう。
赤ちゃんが食べるパン選びは、これらのポイントを原材料表示などで確認することが大事です。
ホームベーカリーを使えば自宅でも手軽にパンを焼けるので、離乳食用に食材を厳選し、安心できるパンを手作りするのもよい方法ですよ。