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コラム

2022/11/28

離乳食で毎日パンを与えても大丈夫?パン食の注意点とおすすめパン


監修者

「うちの子はパンが大好きで、毎日パンを食べているけど問題ない?」
「離乳食でパンばかり与えていると、アレルギーや栄養不足が心配」

赤ちゃんの離乳食を進めている方の中には、このような悩みや疑問を持っている方も少なくありません。離乳食は赤ちゃんの健やかな成長にとって大事なものなので、与え方には気を使いますよね。

離乳食で毎日パンを食べていても、順調に成長していれば問題はありません。離乳期はミルクや母乳からも栄養摂取できていますし、毎日食べているからといってアレルギーになるというものではありません。

この記事では、離乳食でのパンの与え方や注意点、よくある悩みや疑問、離乳食におすすめのパンなどを紹介します。離乳食に合うパンの食べ方を理解して、赤ちゃんにおいしいパンを食べさせてあげましょう。

 

 

離乳食で毎日パンを与える際のよくある悩み

悩みや疑問

わからないことが多い離乳食では、いろいろと悩むもの。毎日パンを与える際に感じる疑問や悩みを見てみましょう。

パンばかり食べてご飯や麺類を食べないけど大丈夫?

離乳食で「ご飯や麺類は食べないけど、パンはよく食べる」というのはよくあること。パンばかり食べるというような食べムラは一時的なものであることが多いため、心配はいりません。

口の機能が発達して味や食感をしっかりと感じられるようになると、食べ物の好き嫌いが増えてきて、よく食べるものや食べなくなるものが出てくるのです。ミルクや母乳からも栄養を摂取できているので、栄養不足になることはありません

成長とともに食の好みが変化すると、いろいろな食べ物を食べるようになります。体重や身長の発育などに問題がないようであれば、パンを与えたりご飯や麺類の調理法を工夫したりしながら様子を見ましょう。

食べないものを無理して食べさせようとするのは、おすすめできません。嫌な経験として記憶されてしまい、その食べ物をずっと嫌いになったり、食事自体を苦手に感じたりすることもあります。

離乳食でパンを毎日食べているとアレルギーになる?

離乳食で毎日パンを食べているからといって、食物アレルギーになりやすいということはありません。

食物アレルギーは、体内で作られたIgE抗体(※)とアレルゲンが結びついて発症するもの。どの食材に反応するIgE抗体を作るかは人によって違うため、どの食材のアレルギーになりやすいかも人によって違います。
(※)IgE抗体・・・免疫グロブリンの一種。アレルゲンが体内に入ると、肥満細胞(マスト細胞)からヒスタミンなどの化学物質を放出させ、アレルギー反応が起きる。

過去には「アレルゲンになりやすい食物は食べさせないほうがよい」と考えられていました。

しかし現在では、過剰な食物除去や離乳食を遅らせることは食物アレルギーの予防にはならないとされています。

食物アレルギーの有無は素人が判断せず、病院で検査してもらうのがおすすめです。心配な方はしっかり検査して、安心してパンを食べさせましょう。

<参考>

離乳食でパンを毎日与えるのは3回食からがおすすめ

後期の離乳食

パンを毎日与えるのは、1日の食事回数が多くなる3回食からがおすすめです。1回食や2回食で毎日パンにすると、パン以外の食物を食べさせる機会が減ってしまいます。

また、3回食が始まるころには食べる量が増え、ある程度の固さのものも食べられるようになり、食べられる食材も増えてきます。パンに具材を乗せたり、はさんだりして、栄養バランスのよいパン食を楽しめるのも3回食からです。

 

離乳食でパンを毎日与える際の注意点

注意

パンにはさまざまな材料が使われており、赤ちゃんに与える際には注意したい材料もあります。離乳食に使うなら、パンの種類や材料にも注意しましょう。

塩分・糖分・脂質が少ないパンを選ぼう

離乳食には、食パンなどの塩分・糖分・脂質が少ないパンがおすすめです。味覚や消化機能が未熟で、発達段階にある赤ちゃんが食べる離乳食では、塩分・糖分・脂質を控えなければなりません

離乳食は薄味が基本ですが、塩分・糖分の多いパンを与えていると、大人になっても濃い味を好むようになり、生活習慣病(※)になる可能性が高まるのです。濃い味の食事は、腎臓や肝臓などの内臓への負担も大きくなります。
(※)生活習慣病・・・脳卒中、がん、心臓病といった、食事・運動・休養・喫煙・飲酒などの生活習慣が深く関与し、それらが発症の要因となる疾患の総称。

また、消化機能が未熟な赤ちゃんは、脂質をうまく消化吸収することができず、下痢などの体調不良につながる可能性があります。バターやマーガリンなどの脂質を含んだパンは、7ヵ月くらいになってからにしましょう。

食品添加物が入っていないパンを選ぼう

赤ちゃんが食べるパンは、食品添加物が入っていないパンを選んであげましょう。食品添加物の種類によっては、大量摂取すると人体に何らかの影響がある可能性もあるのです。

食品添加物は厚生労働省が安全性を認めているものですが、体が小さい赤ちゃんが食べる離乳食に使うことを考えると、できるだけ入っていないほうが安心です。

市販のパンには、イーストフードや乳化剤などの食品添加物が使われていることがあります。袋などに記載されている原材料表示を確認し、食品添加物の使用の有無を確認しましょう

(参考:食品添加物|厚生労働省

サラの白神ソフトフランスは離乳食におすすめ

白神ソフトフランス

当サイトで販売している『白神ソフトフランス』は、離乳食にもおすすめの安心・安全なパンです。サラの基本のパンである白神ソフトフランスは、下記のこだわりの材料を使い、職人が丁寧に手づくりしています。

  • 北海道産の6種類の小麦をブレンドしたオリジナル『サラ専用小麦粉』
  • 鹿児島県奄美諸島のサトウキビから作られたさとうきび糖『喜美良』
  • 世界自然遺産白神山地で発見された天然酵母『白神こだま酵母』
  • 天日塩と沖縄の海水を原料とした天然ミネラル豊富な塩『πの粗塩』

食品添加物や油脂などの余分な材料は使わず、素材の味を生かして作ったシンプルなパンは、離乳食に最適。硬いフランスパンは、赤ちゃんが食べられるのは離乳後期からですが、白神ソフトフランスは赤ちゃんでも食べやすいやわらかさです。

また、気になる塩分や脂質も、一般的な食パンと比較して少ない傾向にあります

比較項目 一般的な食パン 白神ソフトフランス
エネルギー 248.0 245.7
タンパク質 7.4 8.0
脂質 3.7 1.6
炭水化物 44.2 49.8
食塩相当量 1.2 0.9

(100gで計算)

そのままでも軽くトーストしてもおいしく、具材を乗せたり、はさんだりしやすい白神ソフトフランスは、離乳食でも使いやすい便利なパンです。

 

安心・安全なパンで毎日パン食の離乳食を楽しんで

パンを食べる赤ちゃん

パンは離乳食の主食としても便利に使えるアイテムです。ただ、毎日の離乳食で使うなら、赤ちゃんの健やかな成長のためにも、パンの種類や原材料に注意して選ばなければなりません

毎日パン食はスタート時期も重要。赤ちゃんがいろいろな食物を経験できるよう、3回食になったのを目安に始めてみましょう。

サラオンラインショップでは、今回ご紹介した白神ソフトフランス以外にも、安心・安全で離乳食におすすめのパンを販売しています。こだわりの材料で丁寧に作っているサラのパンを、ぜひ離乳食に使ってみてくださいね。

 

 

 
 
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